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【閑話休題】私の貯金歴 ①(実家編)

 

今日はちょっと私自身のことについて触れてみます。

 

私は学生のころは貯金をするという概念がそもそもなくて、バイト代でもお小遣いでもお金が入れば入った先から使うタイプでした。
当時は若かったのでやりたいことや欲しいものがたくさんあってお金なんてあってもあっても足りない感じで、貯金なんてまず考えられなかったですね(汗)

 

そんな私のマインドが変わったのは社会人になって初任給をもらってから。

学生の頃はアルバイトで頑張って頑張って働いてもせいぜい10万円くらいしかもらっていなかったのに、突然初任給で15万円ももらってしまい、それが毎月続くと思ったらどうしていいかわからなくなったので、とりあえず3万円だけ自分のお小遣いとしてとっておいて、相談がてら残りの12万円を母親に渡そうとしたのです。

すると、当時は母親も仕事をしていたので
「私はいらないからアンタ自分で管理しなさいよ。あんたの会社に社内預金制度とかあるんでしょ。そっちに預けたほうが利率がいいじゃない。」
と言われ、そこで利息のこととか調べてみると確かに当時の社内預金の利率は3%もついていていたし、他に財形貯蓄制度なんかもあってそちらはたしか1000円ごとに150円の補給がついていたと思います。

それならフツーに社内預金に全額ぶち込んでしまえば一番いいのですが、たしか上限があったのかな(うろ覚え)と、当時の私はめちゃくちゃ金融リテラシーが低かったのであまり貯金しすぎると自由に使えるお金がなくなると思い、全額社内預金に投入しないでまずは社内預金3万円、財形貯蓄5万円からスタートしたような気がします。


カツカツの学生時代から一変して毎月15万円も定期的な収入が得られるようになり、また当時は実家暮らしでもあったのでお金を使うことはほとんどありませんでした。

 

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…というより、今思えば貯金体質になった一番の要因は仕事が忙しすぎて使う暇がなかった。これに尽きると思います。

私は保険会社に勤務していたので、当時は8時に出社して前日の残務整理をして、9時から15時まで窓口業務、以降は8時過ぎまで書類チェックに追われる毎日。特に会社を辞める前の2年間くらいがきつくて、朝7時に出社して自分の仕事をして(8時過ぎると営業さんが来て質問攻めに遭うので自分の仕事ができない)、夜は終電ギリギリまで残業してそれでも終わらない時は休日出勤することもありました。
昼休み中も電話番をしないといけないので外食はできず、家から弁当を持参するか出勤途中にコンビニでおにぎりやパンを買って用意する感じだから必然的に外食費もかからない。休日は疲れて遊びにいく気力もなく家でボーッとテレビを見てるか寝るかのどちらか。あとは生命保険業界で働くために必要な試験が定期的にあったので試験勉強をしているかのどれかという感じでした。

それでもやっぱり若かったので会社が早く引けた時は職場仲間と飲みに行ったり休日にスキーに行ったりしてストレス解消することもありましたが、学生時代と比較すれば圧倒的に遊ばなくなっていたなと思います。


そんなこんなでいつの間にかお金を使わない生活にすっかり慣れっこになり、たまに銀行に記帳しに行ってみると全然出金しないものだから通帳に3段くらい連続して「給料給料給料」と文字が印字されている時もあったり。

私は自分の会社の預金制度以外に貯金する方法を持っていなかったので、手取りが多すぎると感じた時は都度社内預金額や財形貯蓄額を増額して、基本天引きで貯金していたので知らない間にお金はどんどん貯まっていました。

 

…が、とうとう激務に耐えきれず私は5年で保険会社を退職することにしました。

いや~いま考えるともったいないよねー(笑)

あのままずっと会社に残っていたら今頃私の資産はどうなってたんだろうなと時折考えることがあります。



次回は親元を離れて一人暮らししてからの生活について語ります。
ではでは!!