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「食べ放題」で元は取れるのか?


レストランなどの食べ放題に行ったときによく聞く言葉ありますよね。

「よーし、元を取るまで食べるぞーー!!」


さて、ここで言う「元を取る」ってどういう意味でしょう?

① お店を赤字にするくらい食べまくる
② お店で通常提供されている価格以上食べまくる

 

①を狙うなら無謀すぎますのでやめたほうがいいです!
飲食店で原価割れを起こすほど飲み食いしようとするとよほどの大食いでなければお腹を壊します。例えばファミレスなどのドリンクバーだと20~30杯飲まないと原価割れしません。また、ビュッフェ形式の場合お店側は同じ品を大量に仕入れるので、通常よりも原価は安くなります。原価割れを起こすほど食べようとすると制限時間内に何人前もお腹に詰め込まないといけないことになっちゃいます!またビュッフェ形式だと同じものを大量に作ったり作り置きしやすいメニューをそろえたりするので人件費がかからないというメリットがあります。そのため多少原価率が上がってもちゃんと利益が取れるようになっているので、赤字のハードルはますます高くなります(笑)

ちなみにお野菜は比較的原価率が高いので、キリギリスみたいにひたすらサラダばかり食べればあるいは元が取れるかもしれません。野菜ならそうそうお腹にたまらないのでたくさん食べることも可能かも!?

 

そう考えると②を狙うほうが現実的ですね。
しかし!お店側もよく考えているもので、ビュッフェ用に通常よりもお安い価格帯のお肉を使っていたり、原価の安い炭水化物をたくさん食べてもらえるようにビュッフェ用として濃いめの味付けのラインナップにするというトリックがあったりします。
そのため例えばホテルのレストランなどでは通常品として出さないメニューがビュッフェ用として提供されているので、通常の価格で食べた場合と比べること自体できなかったりなんてこともよくあることです。

 

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こうしてみると、元を取るために原価の高い品はどれかと考えながら食べ物をチョイスしてお腹をパンパンに膨らませるのはいかがなものなのか、ちょっと考えちゃいますね(汗)

食べ放題では「元を取ろう」なんて考えないで、好きなメニューを好きなだけ心ゆくまで食べられるというメリットを重視するほうが楽しい時間を過ごせそうです。

コロナ禍ですのでソーシャルディスタンスや黙食に気を付けつつではありますが、食べることばかりに気を取られないで、ご家族やお友達とのコミュニケーションも楽しんでくださいね!

ではでは~!