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私の投資歴③ リーマンショックで華麗にFXを退場いたしました

 

前回からの続きになります。
よろしければ下記の記事からご覧ください。

michorin.hatenablog.com


そして時はすぎ2008年の秋、私は勤めていた会社が事業再編による部門解体の憂き目に遭い、転職活動に追われていたため、しばらくFXのことなど完全に頭から忘れ去ってしまっていたのですが、ある平日の昼間に母からいきなりかかってきた電話で奈落に突き落とされたのです。

「アンタちょっと!為替が大変なことになってるわよ!」

 

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これがいわゆるリーマンショックでして、クロス円相場が総じて絶賛ダダ下がり中だったのですが、その時私は転職活動のほうが佳境に入っていてすぐには対応できなかったのです。

そして数日後、担当の営業さんから地獄の電話がきました。

D社営業 「維持率が割り込んでしまったので追証を入れてください」

当時D社の最低維持率が何%だったか忘れてしまったのですが、FXは保有しているポジションがマイナスになりすぎて一定の維持率を割り込んでしまうと、追証と言って追加で資金を入金しないといけなくなるのです。

私    「いくら入れないといけないですか?」
D社営業 「うーん、最低でも50万は入れていただかないと…」
私    「マジですかー(泣)」

こんなやりとりが1週間おきくらいに何度か繰り返されました。追証を入れても入れてもどんどん相場が下がるのです(怖)

はやのんびり対面で売買している場合じゃないと、電話注文で売りから入って負けを取り返そうともがくも一時的に相場が暴騰しチャートを見て狼狽して買い戻し、あわてて買いから入り直したらまたまた暴落して往復ビンタを食らったり(呆)
とうとうこれ以上資金がもたないと判断し、当時私自身も転職活動からの再就職したばかりで不安定な状態だったため、ロスカットで強制退場させられる前に思い切って損切りして、一度D社との取引は全部引き上げてFXを終了することにしました。

取引を全体で集計すると、新たにポジションを取ってプラスになった通貨ペアもあったのですが、結局クロス円の取引のマイナスが込みすぎて200万円以上溶かすことになってしまいました(吐)

こうして私の大金持ちになる夢はもろくも崩れ去ったのでした。
チャンチャン ☆


【教訓】
FXは投機! 放置は論外! 大金をかけすぎてもダメ!
ニュースはちゃんと毎日見る!

授業料はめちゃくちゃ高かったですが
当時30代だった私にはとてもいい勉強になりました。

ではでは~!(泣笑)