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初心者さん必見! 「投資を意識しないリスク」について考えてみた

 

 

皆さんは「銀行預金は投資」だと思いますか?

 

私は銀行預金も立派な投資だと思います。

そして多くの人々が銀行にお金を預けるリスクを考えずに銀行を利用しています。

しかし私はそれってちょっと危ないことだなと思うのです。

どういうことなのか、その理由についてこれからお話していきますね!

 

 

銀行にお金を預ける人の画像



 

【銀行預金にもリスクはある】

 

大抵の人は「銀行は預金保護があるからノーリスクじゃん!」といいます。

しかし預金保護で守られるのは「金額」だけです。

「時間」の保証はありません

この意味わかりますか?

たしかに銀行が破綻しても1000万円以下の預金は保護されるのですが、破綻によって凍結された口座のお金はいつ払い出しできるのか保証はありません。

一か月たったら凍結解除されるかもしれないし、それとも事務手続きの整理が追いつかなくて一年経っても凍結されたままになっている可能性だってあるわけです。

 

もう一つ、よく言われるのがインフレリスクですね。

預金保護云々よりもこちらのほうが深刻かつ現実的かもしれません。

お金を円で持っていると極端に円安が進んで輸入関連商品の価格が高騰した時に、相対的に円の価値が下がって資産が目減りしてしまいます。

例えば100g200円のオージービーフが円安で100g250円になってしまったとか

130円だったガソリンが価格高騰で150円に値上がりした!

なんて普段の生活でもよくあることです。

日本は食品やエネルギー資源を輸入に頼っているので、円安が長引くと家計を直撃してしまう恐れがあるのです。

資産を円だけで持っている、特に利息がほとんどつかない銀行にしか資産がないとインフレによって物価が高騰したときに一気に家計が苦しくなってしまうのです。

 

 

 

 

【普段から投資の意識を持つことの大切さ】

 

物価は常に変動しています。

昨日買ったパンが今日も同じ値段で買えるという保証はどこにもありません。

銀行に預けている100円だって昨日と同じ価値が保たれている保証はないのです。

「銀行にお金を預けていれば安心」は間違いです。

私たちは「銀行に投資」しているのです。

もっと言えばタンス預金も含めて円で資産を持っていること自体「円に投資している」ということになります。

 

この意識がないと為替の値動きに鈍感になってしまい、円安がどんどん進み続けていても危険に気づかず銀行に全財産を預けたまま安心してしまうのです。

 

 

 

 

【銀行預金以外にも資産を分散させよう】

 

投資の格言で

「一つのカゴに卵を盛ってはいけない」という言葉があります。

これまで述べたとおり銀行預金も投資の一種でリスクがあるのですから、資産の配分はバランスよしないといけません。

 

「銀行以外の金融商品はよくわからないよ!」

という方は、投資を理解する導入としてつみたてNISAで外国株式の投資信託など始めてみるといいと思います。

個人的にはこれだけに頼るのもちょっと心もとないですが、それでも銀行預金しか資産がないよりは全然良いです!

積立型の投資信託なら金融機関によっては毎月100円からでも投資できるので比較的気軽にチャレンジできますよね。

 

また、資産がそれなりにあるという方は純金積立もおすすめです。

ちなみに金は持っていても利息がつきませんが価格変動による差益が取れます。

金投資は投資というより資産の分散や保全の意味で保有する人が多いです。

 

 

街並みのライン

 

今日は投資を意識することの大切さについてお話してみました。

このところ円安が続いているので、石油等のエネルギーや輸入品に由来する品物の値上がりを肌感覚で実感している人も多いのではないでしょうか。

 

貯金をしていれば安心という時代は昭和で終わったと私は思っています。

これからは積極的にリスクをとって投資で資産を守るマインドを持っていく必要があるのではないかなとしみじみ思う今日この頃なのでした。

ではでは~!!