息を吸うように貯金しよう

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他人の貯金額って気になりますか?

 

 

ニュースアプリなどを見ているとたまに目にするタイトルで

「40代の平均貯蓄額はどのくらい?」とか

「共働き家庭の平均貯蓄額は〇〇円!」みたいな記事がありますよね。

みんなどのくらい貯金しているのか今のペースで貯金していて大丈夫なのか、気になる人もいるかもしれません。

 

しか他人の貯金額はそんなに気にすることはないし、気にしても意味がないのです。

これからその理由を説明しましょう!

 

 

貯金をする人の画像

 

 

【将来必要になる額は人それぞれ】

 

貯金がいくら必要なのかは個々の生活スタイルや家族構成、親の援助の有無などいろんな要素が絡んでくるので、一概に「いくら必要」とは断定できません。

老後の資金一つ取っても生活費がそれほどかからない人なら年金だけで賄えるかもしれません。

その場合は貯金がゼロでもなんとかなってしまうわけです。

 

逆に生活費にお金をかけている人は老後も同じ生活スタイルを維持したいならそれなりに貯金をしておかないとリタイヤ後の早い段階で貯金を食いつぶしてしまう恐れがあります。

また貯金や年金が足りなくても親や子供に助けてもらうという手がある人もいれば、身内の援助が全然望めないという人もいます。

 

このように各家庭の事情によって貯金の必要額は大きく変わってきます。

他人は自分とまったく同じ条件で生きているわけではありません。

世の中の平均とかみんないくら貯めているのかなどはそれほど意識する必要がないのです。

 

 

 

 

【年収が高いから貯蓄額も高いとは限らない】

 

一般的に年収が上がればそれに釣られて生活レベルも上がります。

生活レベルが上がれば当然月々の支出額も上がるので、貯金に回すお金は減りますね。

要するに年収の多少にかかわらず、自分の収入にそぐわないほど高いレベルで生活をしていれば貯金はまったくできないということです。

 

一見すると年収が高ければ貯金もたくさんありそうなイメージですが、実際は年収が高くても生活レベルがさらに高すぎるなどの理由で貯金がまったくできていない人もたくさんいるのです。

 

 

 

 

【自分にとっての必要額を計算する】

 

それなら自分は将来に向けていくら貯金すればいいの?

 

具体的な貯金額の目標を知るためにライフプランを作りましょう

実はこれってとてもシンプルで簡単なんです。

ご家族の成長に合わせて縦軸金額・横軸西暦のグラフを作って、毎年いくら必要になるかシミュレーションしながら支出の棒グラフを作っていけばいいのです。

そして大きな出費が予定される年を目標にして貯金をしていきます。

大抵は子供の進学のタイミングやマイホームの購入などが大きな出費が出るところなので、教育費や住居費などの支出に向けた貯金という形になるかと思います。

 

月々の貯金ではどうしても足りなさそうなら、生活レベルを落とす必要があるということです。

どこか無駄にお金をかけているところがないか日々の生活費の洗い出しをしましょう。

そして生活費を削るか、予定しているイベントを今の生活レベルに合わせてサイズダウンするなど計画の見直しもしてみましょう。

 

人によってはその他に老後の資金専用で二本立てで貯金すると計画的に老後資金も用意できますね。

老後の資金や教育費としてiDeCoやつみたてnisaを利用しても良いでしょう。

ただしiDeCoもつみたてnisaも投資ですからそれなりのリスクがあることは頭に入れておいてくださいね!

 

 

 

 

【比較するなら過去の自分と比較しよう!】

 

自分とは全然別のベクトルで生きている他人と比較しても意味がありません。

どうせ比較するなら過去の自分と比較するべきです。

自分自身と比べても多少は昔と違った条件で生活していることもありますが、それでも赤の他人と比較するよりは断然意味があります。

過去の自分の貯金目的や貯金額はどうだったかを今と比較してみて、反省する点や改善するところがあれば直して将来に向けて計画的に貯金していけば良いのではないかと思います。

 

 

 

今日は他人と自分を比べても意味がない!比べるなら過去の自分と比べるべき!といったところをお話しました。

 

他の人がちゃんと貯金できているのかとか自分は人と比べてどうなのかって、どうしても気になってしまうところですよね。

でも大切なのはきちんと計画をたてて自分の未来を正確に把握することです。

そして過去の自分と比較することでこれまでやってきたことに間違いがなかったかとか順調に貯金が進んでいるかを確認することです。

 

世の中の平均貯金額みたいな統計も参考としてたまに見るのも悪くないですが、あまりそれに囚われて自分はダメだなと落ち込んだり逆に根拠のない自信をもって安心しちゃったりしないようにしてくださいね!

ではでは~!!