みなさん!知ってましたか?
お金って貯めるよりも使うことのほうが難しいんですよ。
「はぁ?いやいや、そんなことないでしょ!お金を使うのはめっちゃくちゃ簡単だよ!なんなら今だって財布の中身スッカラカンだし!」
って、そういうことじゃなくて(汗)
漫然とお金を使うのは簡単だけど、上手にお金を使うのは意外と難しいよねってことなんです。
【いつの間にかお金がなくなっている】
必要なものにしかお金を使っていないはずなのにいつの間にかお金がなくなっている!
よくあることですよね。
学生時代の私はまさにそんな感じでした。
友達との付き合いや学校に着ていく服など必要だと思うものだけにお金を使っているはずなのに全然足りないのです。
でも貯金が全然できないのでは今後の生活においていずれ支障が出てきますから、極力早く使いすぎマインドから脱却しないといけません!
【お金を使うことに罪悪感を感じる】
逆にお金を使うことに引け目を感じて全然買い物ができないという人もいます。
何か物を買う時に
「今持っている物がまだ使えるのに新しく買うのは良くない」とか
「自分にこんな良い物を買うのは贅沢かもしれない」
などと思ってしまって、必要最低限の物にしかお金を使えなくなってしまうのです。
でも適切なタイミングで適切な金額を使うのは大切なことです。墓場に入る時が一番お金持ちだなんて切なすぎますよね!
【浪費と消費と投資の違いを意識する】
お金を使いすぎることも使わなさすぎることも、どちらもお金を正常に使えないマインドが構築されてしまっているパターンです。
上記にあげた例を見て極端だなと感じたかもしれませんが、私たちは意外とこのどちらかのパターンに分類されていることが多くて、適切にお金を使うことができている人は意外と少数派だったりするのです。
しかしこれらは買い物をするさいに次の3つを意識することによって改善することが可能です。
それは浪費と消費と投資の概念です。
これらはどれも自分の財布からお金が消えるものですが、それぞれには明確な違いがあります。
浪費とは
一般的に将来の糧にならずその場で消えてなくなるものにかけるお金、生活するうえで必ずしも必要とはいえないものにかけるお金を意味します。
しかし浪費をすることで自己の欲求を満たしたり幸福感が得られるなどの効果があります。
消費とは
日々の生活を維持するのに必要なものにお金をかけることである意味避けようのない支出とも言えます。
代表的なものでは食費や光熱費などの生活費がこれになります。
投資とは
将来の生活をよりよくするために使うもので、お金を払う時点ではマイナスであっても将来もっと大きなリターンが得られるというものにかけるお金です。
株を買ったり不動産で家賃収入を得たりする行為や、勉強をするために本を購入する、ダイエットをしたり健康を得るために必要な食品や用具、運動にお金をかけるなどがこれに当たります。
今自分が出そうとしているお金は「浪費」なのか「消費」なのか「投資」なのか、常に意識しながらお金を使うだけでも使い方が全然違ってくるはずです。
買い物のたびに「ロウ!(浪費)」「ショウ!(消費)」「トウ!(投資)」と呪文のように唱えてみるといいかも!?
【家計簿をつけてそれぞれにかける予算を決めておく】
浪費は絶対に悪だからゼロにするべきとは思いません。
むしろ浪費は人生を豊かにするために必要な消費行動だと私は思っています。
しかし浪費はキリなく使ってしまうと途端に悪になってしまうものでもあるので注意が必要ですし、消費も投資も計画的に行わないと単なる浪費に変わってしまいます。
そこでおすすめするのが家計簿です!
家計簿をつけて月々の支出の中から消費に使うべきお金、投資に使うべきお金、浪費しても良いお金、これらの予算を決めて計画的に使うよう意識をしましょう。
家計簿をつければ自分のお金の使い方を客観的に判断することができるので、使いすぎて浪費してしまったり、逆に最低限かけるべきお金をかけずに自己の成長が阻害されることを防げるようになります。
最初のうちは家計簿をつけるのが面倒かもしれませんが、慣れてくれば家計簿なしでも予算の検討がつくようになります。
慣れるまでは頑張って毎月家計簿をつけてみましょう!
欲しいものを際限なく買ってしまう浪費家も、必要なものですら買うのを躊躇う過度な倹約家も、どちらも健全とは言えない消費行動ですので改善が必要だと思います。
家計簿でお金を上手に管理して、賢く使うことによって人生をより豊かなものにしていきましょう!
ではでは~!