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株のナンピン買いは絶対ダメ! ~損することの大切さを知ろう!~

 

今回は投資における基本的な考え方についてお話します。


皆さん、損することは好きですか?

「そんなわけないじゃん!」

うむ、当たり前ですよね。私も損は嫌いです(汗)

でも投資初心者が絶対に経験しないといけないことが実は「損をすること」なのです。

 

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【損を経験することがなぜ大切なのか】

 

投資は失敗を経験することで「何をどうしたらダメなのか」を肌感覚で知ることができます。

これは人から聞いたり本を読んだりしただけでは絶対にわからないことで、実際に身をもって経験しないとダメなのです。

失敗の経験がないとどういう投資なら大丈夫でどんな投資だと危険なのか、自分の中の判断基準ができないので手探りで投資をすることになってしまいとても危険なんですよね。

例えて言うなら高さのわからない平均台を歩くようなものです。

落ちたらどのくらいのダメージがあるのかないのかわからない状態で歩くと危険を予防することもできません。

しかし予め高さや危険度がわかっていれば、あまりにも高い平均台なら歩くのをやめるし多少の高さならライフジャケットで身を固めてチャレンジするとかできるわけです。

このように損を経験するということは平均台の下の高さや落ちたらどうなるかを確認する行為でもあり、投資初心者はなるべく早い段階で経験しないといけない事なのです。

若いうちならまだ投資にかけられる金額が少ないので、失敗によるダメージを最小に抑えることができます。

それに万が一失敗しても仕事で収入が得られるので損失をすぐにカバーできるのも利点なのです!

 

 

 

【株の塩漬けは時間の浪費】

 

投資の初期の段階で損を経験することは今後の投資生活においてとても大切なことです。

小さな損を経験することで、結果的に後の人生で大きな得に繋がることもあります。

投資をする時には小さな損を恐れないマインドがとても大切なのです。

 

例えば株価が下がったとき、損をしたくない一心で含み損を抱えて株価が戻るまでひたすら耐えれば一見損していないように見えますが、実は「時間」という大切な財産を浪費していることになります。

塩漬けにしている間は投資したお金はまったく動かすことができず自分の投資経験も増えないからです。

株価が回復するまでに失った時間は二度と取り戻すことはできません。

 

ここで小さな損を恐れないマインドがあれば、早めに一旦損切して別の商品に資金を投資するなどして活用することができます。

そうしている間に株価がさらに下がったらそこで再びINしてポジションを取り直せば良いのです。

しかし小さな損を恐れるあまりそれができずに何年も株を塩漬けにして時間を浪費してしまう人がとても多いのです。

 

 

 

【株価が下がってもナンピン買いは厳禁!!】

 

さらには塩漬けにした株を救おうとして株価が下がった時にナンピン買いをすると一つの銘柄に資金を大量投入することになってしまいます。

そしてまたしても読みが外れてさらに株価が下がり、結果的に大金を長期間塩漬けにしてしまうという最悪なパターンも「初心者あるある」です。

 

株価が下がった時に必ずしなければいけないのは

「自分の投資判断が間違っていなかったかを冷静に確認すること」です。

何も考えず株価が戻るまで死んだふりして放置してはいけません!

 

客観的に見て間違ったと思うのなら潔く判断ミスを認めて損切りする勇気が必要です。

投資に損はつきものです!

小さな損を恐れて塩漬け株ばかり持っていては

何年たっても投資初心者を卒業することはできません!

 

客観的判断で「それでも自分は間違っていない」と思うならこのまま様子をみる、または予算の範囲内で買い増しを行うのも一つの方法ではあります。

ここで重要なのは買い増しはしても良いがナンピンはしてはいけないということです。

購入時に決めた予算をいくつかに分割して購入することを「買い増し」と言います。

ナンピンは予算の範囲を超えて買い付ける行為を言いますので絶対にやってはいけません!

 

 

 

【長期保有は計画的に!】

とはいえ、株の長期保有が一概に悪いものだとは思いません。

株主優待や配当収入を得ることを目的とした「超長期投資」という手法もあるからです。

しかし最初から長期投資のつもりでエントリーするのと、読みが外れて結果的に長期の塩漬けになるのでは意味合いも違うし当初の予算の振り方も全然違います。

投資において動かせるお金は多ければ多いほど有利になるので時間の浪費は致命傷です

想定外の塩漬けは大きな機会損失となってしまうのです。

 

また限りある資金で長期的にに資産運用を行いたいのであれば、リスクヘッジの意味でも一つの銘柄に資産を集中させないのが賢明ですから度重なるナンピン買いは厳禁です。

 

「一つのカゴに卵を盛りすぎない!」

これをいつも心に刻んで忘れないようにしてくださいね。

また株の保有数に関してですが、株は子供を養うのと同じようなものだとも言われています。

きちんと分析を深堀して丁寧に管理するなら専門家でもない限りせいぜい10柄程度が限界ではないかなぁと思うのが私の見解です。

 

 

 

 

【あえて小さな損を取って経験を稼ぐ】

 

初めてのことを経験する時には小さな損ありきで挑むのがセオリーだと思います。

先ほども言ったように、何度か損を体験しなければその分野でどこまでどう動けば安全かの見極めが体感できないからです。

私も最近仮想通貨の取引を始めたのですが、最初はMax数万円くらいの超少額からスタートしていろいろな買い方や運用の仕方を勉強して、何度か失敗を繰り返して慣れてきたら少しづつ増額しようかなぁと思っています!

我ながら慎重派かなぁと思いますが、実はこの辺のマインドはFXで大損した時に構築されたものなのです。

興味があればその時の体験談なども合わせてお読みください!

 

安易にFXを始めて大金をぶち込んだ話

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ぶち込んだ大金を溶かした話(泣)

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今日は投資において損することがどれだけ大切かを語ってみました。

損して自分のお金を失うのはとても怖いし嫌なものです。

でも少額投資のうちにそれを経験することで、後に大金を扱うようになった時に正しい判断ができるようになり、大損を回避できるなら安いものではありませんか?

 

あと初心者さんが見落としがちなのが投資における時間の大切さです。

投資はお金と同時に時間も投じます。

損したお金はまた稼げば取り戻せますが、失った時間は二度と戻ってきません

投じた時間に対する費用対効果もきちんと意識して運用しましょう!

初期の段階の小さな失敗は勉強代!

そんな考え方で積極的に損を取りに行くくらいの気持ちで挑むのも、投資の初期段階にあたっては大切ではないかなと思いました。

ではでは~!!