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高配当株のデメリットを理解しよう!

 

 

株を購入するなら配当金は多いほうがいいと考えるのが一般的ですよね。

定期的に高い配当金を受け取ることができれば気分も上がるし臨時収入にもなってやりがいも出るというものです。

 

実際多くの有名インフルエンサーさんも高配当株を勧めていたりするので

「私も買ってみようかな」

などと思ってしまいがちですが、しかし高配当株にはデメリットも隠されています。

 

「なんでー!?配当金は多いほうがいいんじゃないの?」

 

そこでこれから高配当株のデメリットをいくつかあげたいと思います。

 

 

高配当株のデメリットについて

 

 

【減配や無配のリスクがある】

 

高配当株投資をするにあたって最も気を付けないといけないのは「減配」「無配」のリスクです。

特に日本株は業績低迷が続くと比較的よく減配や無配になるケースがあります。

業績が良くない高配当株は高配当という魅力によって株価が支えられているため、ひとたび減配になると途端に人気がなくなって株価が急落する可能性があるのです。

高配当株を選ぶ際は、うっかり業績が低迷している銘柄を選ばないよう特に最新の注意を払ってくださいね!

 

 

 

 

【高配当の陰に業績不振などのリスクが隠されている】

 

配当金は企業の業績によって分配額が決まるため業績悪化などで高配当が維持できなくなるリスクがあります。

また、規模の小さい小型株の中には高い配当金で株主を確保している銘柄もあります。

流通株式時価総額を維持するために高配当で株主を集めて上場基準をギリギリで保っているなどのケースです。

この場合は株価の単純な下落だけなく下位市場への降格というリスクも加わるため注意が必要です。

 

また株主に弱い会社の場合、堅調な業績によるものではなくリストラなどで経費を削減して高配当を維持しているケースもあります。

こういった形で高配当を実現しているのは健全な状態ではありませんよね。

 

 

 

 

【再投資したいなら配当金はもらわないほうが良い】

 

利益は再投資することによって複利効果を生み、より大きな利益につながります。

もし再投資による複利効果を期待したいなら、配当金など配らずにそのまま設備投資や研究費に充ててさらに業績を良くして株価が上がってくれたほうが株主にとっては都合が良いはずです。

なぜなら配当金として利益を受け取ってしまうと20%も源泉徴収税がかかってしまい結果的に大きな損になってしまうからです。

 

 

 

【高配当株を買うなら会社の見極めが特に大事!】

 

ここまででおわかりのように、高配当株を中心に投資をするなら特に会社の業績をきちんと見極める正しい目が必要になります。

配当予想の修正によって減配されてしまうと、配当収入の目減りと株価の下落というダブルパンチを受けてしまうからです。

 

高配当株を狙うということは基本的に長期投資になるでしょうから、長期に渡って堅調な業績が維持できそうな安定した会社を選びましょう。

また時価総額や自己資本比率の高い会社も比較的安心ですね!

 

長期投資をするなら株価や業績の推移を見る時も直近のデータだけでなく、長期に渡った変動を見ることが大事です。

日本株の5~10年チャートを見ると、アベノミクス前の株価を目指して下落し続けている高配当銘柄もよく見られますので注意しましょう。

 

 

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今日は人気の高配当株にもデメリットがあるよというお話をしました。

高配当で優良な銘柄を見分けるのは、実はとても難しいと思います。

特に昨今はいろんな事件やショッキングな出来事が多いので、長期に渡って安定した銘柄を見つけるのは本当に至難の業です。

 

だからこそ高配当株だけに一点集中投資をするのではなく、いろんな性格をもった銘柄や株以外の商品にも興味を持って分散投資をするのが大切なのかなと思います。

 

投資でお金を殖やすのも大切ですがそれ以上に

「お金を減らさないことも大切」です。

大切な資産を無駄に減らすことのないよう、一つのカゴに卵を盛らずにいろんな投資先を活用してくださいね。

ではでは~!!