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【閑話休題】 世界のニュースをどれだけ知っていますか? ~情報弱者にならないために必須な行動3選~

 

 

みなさんは1日のうちでどれだけニュースに触れるでしょうか?

 

「毎日テレビでニュースを見ているし自分は世の中を知っている」

「私はネットでニュースを見ているから大丈夫」

そう思っている方も、現状それだけではまだまだ足りないことが多いかもしれません。

 

たとえば1/27におきた円安・株安にしてもニュースを見ていればだいぶ前から予見できたことなんです。

 

 

 

 

【日本は情報後進国】

 

日本のニュースはジャンルの偏りが大きすぎてニュースの体をなしていません。

一歩世界に出たら一人前の社会人として当然知っていなければいけないような国際的なニュースが日本国内ではほとんど報道されません。

日本は情報後進国なのです。

 

これはほんの一例にすぎませんが、近い将来世界的な食糧危機が起こると示唆されていて、このところのインフレもあいまって先進国を始めとした各国で大きな問題となっているのですが、日本国内でそれに気づいている人がどれだけいるでしょうか?

日本は40%を割り込むほど食料自給率の低い国にもかかわらずこうした話題はあまりクローズアップされません。

むしろ日本では逆にフードロスが問題になっていますよね?

 

 

日本のニュースだけでは情報が足りない。日本は情報後進国!



 

【国際ニュースがあまり扱われない日本のニュース】

 

日本以外の国のニュース番組の構成内容は、大半が世界や国内の情勢や政治・経済のニュースでその他は地域で起こった事件やスポーツの話題が時折差し込まれる感じです。

 

私がヨーロッパに旅行していた時に見ていたニュースは、どこの国でも半分くらいが国内の政治・経済のニュースで、もう半分が国際ニュースの時間で世界の各地に特派員が出向してタイムリーな情報をリポートしていました。

地政学的な影響も当然あると思いますが、テレビをつけるといつ見てもヨーロッパや周辺国を中心とした世界情勢や国内の政治・経済のニュースばかり報道していて、たまにスポーツなどの話題も扱っている感じでした。

 

翻って日本のニュース番組はどんな感じでしょうか?

例えばNHKだと、最近では国内の新型コロナ情報や関連ニュースがお決まりのトップニュースで、この話題だけでニュースの時間の半分近くを費やしている感じです。

コロナ前でも国内の事件や事故を扱った3面記事的なニュースがトップになることが多いですね。

そのあとは主に中国を中心とした国際ニュースが続き、スポーツ・天気予報でニュースの最後を締めると言った感じでしょうか。

 

この日本と海外のニュース番組の違いは海外旅行をするたびにいつも感じていたことなんです。

 

 

 

 

【yahoo!!ニュースからわかる日本のニュースの異常さ】

 

ここでちょっと衝撃的なデータを紹介しましょう。

これはある1週間、アメリカとイギリスと日本のyahoo!!ニュースのトップのカテゴリに出てくるジャンルの割合を比べたものです。

 

●●に入る項目がなんだかおわかりになりますか?

 

アメリカ

自国のニュース:65%
世界のニュース:24%
スポーツニュース:7%
●●:3%
その他:1%

イギリス

自国のニュース:51%
世界のニュース:22%
スポーツニュース:15%
●●:12%
その他:0%

日本

自国のニュース:38%
●●:35%
世界のニュース:17%
スポーツニュース:9%
その他:1%

この●●は芸能ニュースです!

アメリカでは3%、イギリスでは12%だったのに対して、日本ではなんと35%!

トップニュースの約1/3が芸能ニュースで埋められていたのです。

 

そういえばyahoo!!のニュースではありませんが、GACKTさんが芸能活動を休止するとか神田沙也加さんが亡くなった話題などNHKのニュース番組でも報道されていて、しかも番組枠のわりと早い時間帯で扱われていてビックリしたのを覚えています。

 

また、何か都合の悪いことや国民に伏せたほうが良い情報が出た時によく使われるのも芸能系のニュースですよね。

芸能ニュースで人々の目を逸らしている間にしれっとうやむやに事を流してしまうのです。

 

 

 

 

【情報弱者から脱却する3つの方法】

 

① テレビのニュースだけに情報を頼らない

 

テレビのニュースはすべてを報道しているわけではありません。

もうすでにおわかりかと思いますが、テレビは視聴率を取るためにテレビをよく見る世代が興味を持つ話題を中心に取り上げます。

つまり高齢者向けの情報ばかりなのです。

高齢者は社会の第一線から退いて毎日家にこもっている世代です。

実際に社会活動を営んでいる現役世代とは必要な情報が異なるので、テレビのニュース番組を情報のメインにしていると必要な情報が入らなくなってしまいます。

 

それでなくともテレビはニュースの番組枠が少ないので扱うネタも番組側で厳選して、一部の情報しか報道しません。

全てを報道したくても時間や予算が足りないので高齢者向けに厳選せざるを得ないのです。

ニュースをテレビに頼るのはやめましょう!

 

 

 

② 海外のニュース番組も適宜チェックする

 

ニュースを知る方法はテレビ・新聞・ネットのニュースサイトなど多数ありますが、国内の大手マスコミが扱うニュースネタはどれも偏りを感じます。

テレビ・新聞はもちろんのこと、ネットのヘッドラインに出てくるジャンルもゴシップの比率が高いのでそれだけでは世界の情勢を知ることができません。

せっかくこうしてネットを駆使しているのですから、こうした偏りをなくすためにも海外のニュースサイトも積極的に見てみましょう

CNNやBBCのニュースサイトを見ると日本のニュースとだいぶ違って新鮮味を感じると思います。

ブラウザをGoogleChlomeにすればサイトにアクセスするだけで自動翻訳をしてくれるので、英語がわからなくても意外とストレスなく海外のウェブサイトを楽しむことができますよ!

 

 

 

③ 自分が興味のない話題でも積極的に情報を仕入れる

 

ネットのニュースサイトだと自分が興味を持っている話題だけを無意識のうちに取りに行ってしまいます。

偏りなく情報を得ようとしているのに自分自身で情報を取捨選択して切り捨ててしまうのです。

このような偏りをなくすためにもヘッドラインに出ている項目は一見興味のない話題でも一通りチェックするようにしましょう!

あ、とはいえ芸能ニュースは見なくても構わないかもしれません(汗)

 

 

 

 

今日はちょっとお金の話題から外れて情報を自分から取りに行く大切さについて触れてみました。

 

やはりお金を増やすためにもタイムリーな情報はとても貴重です。

特に世界経済の動きや世界の情勢などはテレビや国内のニュースを見ているだけではなかなか最新の情報が入手できません。

しかし株や為替の値動きはそういった情報をタイムリーに知らないと出遅れてしまいます。

 

自分の資産を守るのと同じくらいニュースを知ることも大切にして、極力いろんなジャンルに興味を持って最新の情報を手に入れるようにしましょう!

ではでは~!!