息を吸うように貯金しよう

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貯金は銀行預金だけ、投資はつみたてNISAだけ。それって怖くないですか?


最初にお断りしておきますが今回の記事はあくまでも私見です!
投資に対する考え方や運用のしかたはいろいろあり、最終的には自分なりの考え方のもとに自己責任で行うものであることをじゅうぶんご理解のうえお読みください。

 

【怖がりだから投資をする】

私はいろんな投資をしています。
株式は国内の銘柄も海外の銘柄も保有していますし、投資信託もやっていれば外債も持っています。他にもFXもやっているし純金積立もやっているし仮想通貨も持っています。そしていちおう年金保険なんかも持っています。
なんでそんなにいろいろやっているのかというと、私はめちゃくちゃ心配性で怖がりなんです。極力リスクをとりたくないタイプなんです。

リスクを取りたくないのにこんなにいろんな商品に手を出すのはおかしいと思いますか?
いえいえそんなことはありません。
私はひとつのところに大金を置くことは怖くてできないタイプなんです。

だから私は少額づつでもいろんな種類の金融商品に手を出して、少しでもリスクを分散したいと思うのです。

 

【一極集中って怖くないですか?】

総務省の家計調査報告によると日本人は資産の約7割を現預金として銀行等の金融機関に預けているそうです。中には「資産は預貯金だけで投資をまったくしていない!」という人も大勢いるようです。
しかし私はいつも思うのです。

なんでみんな資産の大半を預貯金にぶっこんだままで平気でいられるのかと。

資産が貯金しかない人は日本円に全財産を賭けているのと同じことだと思います。それってめちゃくちゃ怖くないですか?

【つみたてNISAはオールインワンではない】

投資にしても同じです。
投資はしている。でもつみたてNISAだけ。みたいな人、けっこう多いですよね。
もちろん投資を何もしないよりはいいと思います。でもつみたてNISAしかやっていないと、毎月々々積み立てを続けていたら何年も経つうちに投資信託の比率だけがやたらとアンバランスに重くなっちゃうじゃないですか!
それって怖くないですか?

投資の分散には4つパターンがあって
① 商品の種類を分散する
株や債券など性質の違う複数の商品を保有する

② 国や地域を分散する
アメリカと日本、先進国と新興国など国や地域に偏りないよう投資する

③ 投資する時間を分散する
一度に100万投資ではなく、毎月1万づつ投資する時期を分散する

④ 通貨の種類を分散する
日本円だけでなくUSドルやスイスフランなど複数の通貨を保有する

などがあるんです。つみたてNISAだけだと③はオッケー、②と④は買い方によってはクリアできますが①がクリアできないですよね。

つみたてNISAって最初のうちは少額だからいいんですけど、少しづつ資産が積みあがってきたら、いつの間にか何百万円とかけっこうな金額になってくると思うんです。
だから積立を始めて何年か経ったら、ちょっとづつでいいから投資信託以外の商品にもトライしたほうがポートフォリオが盤石になって安心なんじゃないのかなと思うのです。

 

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今は昔と違って少額からでもいろんな商品を買える時代です。株や投資信託は100円からでもできるし純金積立だって1000円から始めることができます。
預貯金だけに一極集中は怖いと思うし、つみたてNISAも最初のうちはいいんですが、長く続けていると結果的にひとつのところに資産を集中させることになってしまうので、少しづつでもいろんな商品を購入して、商品知識を深めつつリスク分散をするのも大事なんじゃないかなぁと思いました。

でも自国の通貨にそれだけ信頼ができて安心して放ったらかしにできる国って素晴らしいとも言えますよね。エルサルバドルなんて自国の通貨の信頼性が低いせいでとうとうビットコインが法定通貨になっちゃいましたものね(苦笑)

 

とはいえ、冒頭にも書きましたが投資はあくまでも自己責任で行うものです。今回の記事は私の個人的な見解であり投資における最適解ではありません。投資に対する考え方は人それぞれですし、各人の価値観や保有している資産の量、年齢や家族構成などによって運用のしかたは十人十色であると思います。つみたてNISAにしても同じです。つみたてNISAが貯金よりも効率よく資産形成ができるのはその通りなんですが、それが合う人もいれば合わない人もいるということをじゅうぶん理解したうえでご利用くださいね!


ではでは~!!