息を吸うように貯金しよう

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どっちがお得?あなたの買い物スキルがこれでわかる!

 

当ブログでは何度かポイントについて話題に触れてきました。
そこで今回はお店でもらえるポイントについてクイズを出題します!

 

【問題】

あなたは1000円の商品を買いにスーパーに行きました。
スーパーAでは1ポイント1円換算のポイントが100円ごとにもらえます。今日はスーパーAはポイント20倍デーです。そして隣のスーパーBでは同じ商品を2割引きで売っていました。

さて、お得なのはどちらのスーパーでしょうか?

① ポイント20倍のスーパーA
② 2割引きのスーパーB
③ どちらも同じ

 

ピコ

ピコ

ピコ

チーーン

 

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【どちらも同じどころか全然違う】

はい、正解は③のどちらも同じ…
ではなく、②の2割引きのスーパーBです。
一瞬どちらも同じに感じるかもしれませんが、これはどう考えても圧倒的に2割引きのほうがお得なのです!その理由がわかるでしょうか?

 

 

【ポイント20倍でも実際の割引率は16.6%!】

ポイントは次回また同じ店で買い物しないと使えません。つまりポイントを使うためにもう一度同じ店で200円分の買い物をしないといけないわけです。
ということはあなたが買った品物は1回目の買い物の1000円プラス2回目の買い物の200円
そのうち200円はポイントで支払っているので200円÷1200円で割引率が出ます。
計算してみるとどうでしょう!約16.6%という結果になり、どちらも同じどころか3.4%もポイントのほうが割引率が低い結果になるのです!

 

 

【ポイントは利息がつかない】

さらに言うとポイントは会計上お店側にとって負債になり顧客にとって資産になります。そしてポイントには利息がつきません。つまり私たちは利息ゼロ円でお店にお金を貸してあげているのと同じことになるわけです。

そしてもう一つ言うと、お店によってはポイントで買い物した部分にはポイントをつけてくれないところもありますよね。つまり次回200ポイントで200円の商品を買ったとしたらポイントは1ポイントもつけてくれない、そんなお店もあるというわけです。


単純に割引するよりもポイントで還元するほうが店側にとってお得になるし、ポイントを使うためにお客様がリピートしてくれます。さらにはポイントが失効してしまえば店側にとってはその分丸儲けにもなります。
ポイントはいろんな意味でお店側のメリットが大きいので多くのお店で導入されているのですね!

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「ポイント20倍!」と聞くとつい数字の大きさに惑わされてなんだかお得に感じてしまうかもしれませんが、冷静に考えるとそうでもないこともあるのです。

また「本日限り!」みたいな煽り文句を見ると損失回避の心理も働いてしまいます。人は得をすることよりも何かを失うことのほうが強く感情を揺さぶられるそうで、「損をしたくない!」と強く感じるために本能的に損失を回避する行動を取りたがるものなのです。

スーパーに行くと「ポイント20倍!」や「本日限り!」はセットになっていることも多いため、冷静な判断が出来ずについ反射的に商品をカゴに入れてしまう行動も多くなるので注意しましょう!

ではでは~!!