毎月計画通りに貯金しているのにいつも突発的な出費が発生して貯金を取り崩しちゃう…。
順調に貯金できていたのに大きな出費が必要になって貯金が出来なくなる…。
そんな経験ありますよね。
貯金できないと悩んでいる人の多くはこの「想定外の臨時出費」で計画が崩れて貯金を断念してしまうケースに悩まされるようです。
【臨時出費の内訳を冷静に考えてみよう】
臨時出費の内容ってどんなものが多いでしょうか。
車の保険料や車検、冠婚葬祭、子供の進学費用、家電の買い替えなどなど…。
でもこういった一見突然の出費に見えるものでもよく考えればある程度想定できるものが多くないですか?
冠婚葬祭ひとつとっても、例えば家族の誕生日などは毎年決まっているし、友人の結婚式も適齢期の友人がいればある程度は準備が可能です。
そして我が家の場合、余命いくばくもない高齢の父親がいるので数年以内のお葬式だって想定できちゃうわけです、めっちゃくちゃ不謹慎ですが(汗)
他にも家電の耐用年数もだいたい予測できるし車検も時期が決まっているので準備は可能ですよね。
こうして冷静に考えてみると本当に予測のできない臨時出費って意外と少ないものなのです。
【臨時出費を一覧にしてみる】
1年間でどのくらい臨時の出費があるかイベントを一覧にして金額を書き出してみましょう。
帰省や旅行、保険料や税金の支払はほぼ確実に時期が決まっていますし、家電の買い替えもだいたい時期を想定して計画することが可能です
。冠婚葬祭は年間で何回くらいあるか見積もりを立てておくと良いと思います。
こうしてどのタイミングでどのくらいの金額が必要になるかを予め把握して準備しておけば、その時が来ても慌てることがありません。
【臨時出費用の口座を別に作って対策しておく】
臨時出費が年間でどのくらいあるか計算できたら普段の貯金とは別に口座を作って、臨時出費用の貯金をしておくと良いでしょう。
何かあれば臨時出費用の貯金から都度取り崩して使えばいいわけです。
臨時出費用口座には毎月いくら入金するとか、ボーナスの〇%を入金するとか、自分なりに無理のないルールを作っておくと良いと思います。
口座をわざわざ用意するのは大変という方は、通常の貯金と臨時出費用の貯金をまとめて一つの口座に入れて、家計簿で貯金の内訳を記録しておくと良いでしょう。
【臨時出費のシェイプアップも検討する】
リスト化してみたら臨時出費がめちゃくちゃ多くて貯金する余裕がない!
そんな場合は、無駄な臨時出費がないかチェックしてみましょう。
車を軽自動車やコンパクトカーにして維持費を抑えたり、利用回数が少ないなら思い切って車を手放すのもアリかもしれません。
家電だったら炊飯器を廃止して土鍋でご飯を炊いてみるのも意外と簡単で美味しいのでお奨めです。
またオーブンレンジなど機能が複数合わさっているものはそのぶん仕組みが複雑になるので壊れやすい傾向があります。
家電は極力単機能のものを購入するようにしてみたりなどの対策も良さそうです。
旅行は意外と簡単に出費を抑えることのできる項目です。
レジャー施設に行かずにお弁当を持ってハイキングにしてみたり、行先を少し近場にするだけでも意外と出費が抑えられることもあるので検討してみると良いでしょう。
臨時出費のほとんどは「前触れもなく突然やってくるもの」ではなく「その時期が来たから発生するもの」です。
出費の予定を前もって把握しておいて計画的に対処できるよう日頃から準備をしておけば慌てることなく乗り切れますし、せっかく貯めた貯金がなくなる心配もありません。
さらには臨時出費を冷静に見つめなおせば隠れた無駄にも気づくことができるかもしれませんよ!
ではでは~!