今さらだけど、去年もらった10万円のことなど考えてみた

今日はなんとなくお題から記事をつらつらと書いてみようと思います。
今回は特に下書きとか作らずに思いついたことを書いているのでうまくまとまっていなかったらごめんなさいです！

みなさんは10万円あったら何をしますか？
というか、去年みなさん10万円もらいましたよね。
そうです、新型コロナウイルスに関わる経済対策に伴う「特別定額給付金」です。

私はあの給付金を主人から手渡しされまして速攻で全額投資に使っちゃいました（笑）
というか10万円では足りなかったのでお小遣いを足して某社の株を買いました。

果たしてみなさんは何に使われたでしょうか？

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【みんな特別定額給付金を何に使ったのか】

ニッセイ基礎研究所の「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」によりますと、定額給付金の使い道でダントツに多かったのは生活費の補填（53.7％）でした。
コロナ禍で経済的に窮地に陥ったご家庭が多かったのでこれはうなずける結果でしょう。

では2番目に多かったのは何かというと貯蓄（26.1％）なんですね。
当面は生活に困っていないけど先行きの見通しがわからないので不安だからとりあえず貯金しておくと言ったところでしょうか。
以下は国内旅行（10.1％）、家電の買い替え（9.7％）、衛生用品の購入（9.7％）、外食（9％）と続きます。

さて、今回国民の26％が行った「とりあえず貯金」という行為なんですが、これって正しい行動だったのでしょうか。

【経済を回したいのに回らない現状】

政府が特別定額給付金を支給した意義というのはコロナ禍によって増加した生活困窮者を救済することの他に消費活動を促して経済を正常化させるという目的もあったのです。
しかし多くのお金は貯金に回され市場に放出されず銀行に眠ったままになり、ある意味「死んだ状態」になってしまいました。

【貯蓄税が導入される？】

この結果を鑑みてかどうかは定かではありませんが、将来的に国民の預貯金に対して一定の金額を超えた部分に対して「貯蓄税」を導入するなどという構想もあるそうです。

これからマイナンバーが普及していけば口座の管理や個人の資産の把握も容易になるので、貯蓄税導入の話もあり得ない話ではないのかなぁと思います。

生活を維持するために一定割合の貯金はもちろん必要だと思います。
貯金がなければ突発的な事態が起こった時に対処できなくて詰みますからね！
しかしこれからの世の中の動きを見ると、必要以上に多すぎる貯金はむしろ益になることはあまりないのではないかなとも思うのです。

今までは、相続税を除いては個人の資産に税がかかることはありませんでしたが、これからはどうなるかわからないということですね。
日本人の個人金融資産はなんと1900兆円もあるそうです！しかもそのうちの半分以上がタンス預金や銀行などへの預貯金だそうでこの数字は年々増えています。ですから政府がそこに目をつけて課税する可能性は大いにありえるかも。
預貯金のほとんどは高齢者がため込んだものだそうなのでそれを吐き出す方法としては効果的なのでしょうか…。

しかし将来を心配するあまり多くの人々が貯金に走り、そこに目を付けた政府が貯金に課税するという構図はあまり健全ではないように思うのですが、みなさんはどう思われますか？

【過度な貯金は逆にリスキーじゃないですか？】

そもそも貯金にあまりウエイトを置きすぎるのはポートフォリオ的にも良くないと思うんですよね。
日本人は資産の半分以上を預貯金で保有していて、保険も合わせるとなんと資産の80％以上を日本円で保有しているそうです。
それって言い換えれば資産の80％以上を日本円に投資するようなもので、私から見ればめちゃくちゃチャレンジングな投資をしているようにしか見えません。なんでそんな極端に攻めた投資のしかたをするの？って感じです（汗）

今だって円安が進んで輸入品の物価がどんどん上がっているじゃないですか。
そんな中で日本円しか持たないって怖くないんでしょうか？
私は超保守的だし、申し訳ないけど日本の未来にやや悲観的なのでそんな怖いことは絶対にしたくないです。少なくとも半分は外貨とかゴールドとか円以外に資産を分散したいし、投資もちゃんとやりたい派なんですよねぇ。