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無から生み出されたものに価値を感じない日本人

 

 

今日は先日Voicyという音声配信を聴いていて感じたことをお話したいと思います。

ある意味お金に関する話題だからこういうのもアリかなと思って取り上げてみました。

記事の後半で私が聞いたVoicyについて触れています。

 

 

ファストフードの店員さんの画像



 

私は季節労働で年2回ほどですが某サービス業に従事しています。

そこで仕事に就くたびに感じることなのですが、多くのお客様はサービスを受けることを当たり前と感じているんですね。

店員がどんなに最高の笑顔で「いらっしゃいませ」とお声がけをしても大抵はシカトです。

たまにこちら側にチラッと視線を送ることはあっても笑顔や会釈のひとつもなく無表情で当然のように店内を歩き回り始めます。

これを聞くと

「え?それって当たり前のことでしょ?笑顔で返したりしたら気持ち悪いじゃん」

と思われるかもしれません。

私もそれが普通の反応だと思います。

だってそれが日本の独特の文化ですから。

 

 

 

 

【スマイルは0円じゃない!】

 

私が高校生の頃部活帰りによくマクドナルドに行っていたのですが、メニューの中に

「 スマイル  0円 」 と書かれていたんですよね。

あの表記、今もあるのかどうか知りませんが本当に酷い文化だと思います。

クレーム対応からスマイルまですべて無料で対応している現状はおかしいと思います。

物に相応の対価があるようにサービスにも対価が発生して当たり前なんです。

ファストフードを始めサービス業の従事者の多くは低賃金で労働しています。

サービスにも適正な価値をつけて対価を取るようにしないと従業員の疲弊が進み、将来的に持続不可能になってしまうと思います。

本来サービスには「タダ」という意味はありません。

それは日本人が勝手につけた価値観です!

リンク serviceとは何? Weblio辞書

 

飲食や介護職など多くのサービス業の労働者たちが低賃金で過剰なまでのサービス労務を求められている現状に対して、私は違和感を禁じえません。

 

 

低賃金で労働するサービス業従事者の画像



 

【海外ではサービスに対して礼儀を返すのがマナー】

 

日本人はこれらのサービスを無料で受けられて当然と思っているようですが、一歩海外に出てみればそれは全く思い違いであったことに気づかされるはずです。

 

私は海外旅行が好きでコロナ前はよくヨーロッパなどに行っていたのですが、そこで見かける日本人のマナーの悪さにいつも同じ日本人として恥ずかしい気持ちでいっぱいになっていました。

例えば海外でお買い物をする場合ですが、小さな店では入店する時、スーパーマーケットなどではお会計をする時に必ず店員さんに笑顔で「 Hello! 」と声掛けをするのがマナーなのですが日本人は総じてこれができません。

扉を開けて店に入ると店員さんは大抵「 Hello! 」とこちらを見て挨拶してくれるのですが、日本人はそれに対して何も返さず無言で店内にズカズカと入ってきます。

もちろん何も声を発していないので日本人かどうかなんてその時点ではわかりませんが、そういう無粋な態度を取るのは大抵日本人です。

そして断りもなく勝手に店の品物をベタベタ触ったり、手に取ってジロジロ品定めをします。

そして同伴者と小声でヒソヒソと「買う?」とか「買わない?」とか話しているのが聞こえてくるので「あ、やっぱり日本人だ」と私はここで答え合わせができるわけです。

そしてさんざん店内を物色したあげく結局何も買わずにまた無言で店を出ていくのです。

店員さんの存在など最初から最後まで完全無視で失礼極まりない行為なのですが、多くの日本人観光客はそれを当然だと思っています。

なぜなら日本国内ではそういう客の態度が当たり前だからです。

日本人はマナーの良さで有名などと思っている人も一定数いるようですが現実は逆です。

残念ながら海外では日本人はマナーの悪さで有名なんです。

 

ちなみに海外旅行から帰ってきた日本人が「海外の店は店員の愛想が悪い」などと言いますが、全然そんなことないです。

こちらから挨拶をすればみなさんちゃんと愛想良く笑顔で返事をくれますよ?

 

 

 

 

【ネットでも無料が当たり前?】

 

この間Voicyではあちゅうさんが、有料noteで記事を書いたことによって多くの方から「金の亡者だ」と批判を受けた話をしていました。

そしてそれに呼応する形でキングコングの西野さんもクラファンで多くの人に叩かれたことをお話されていました。

私もこれにはとても同意します。

ネットで有料のコンテンツを上げると叩かれる文化って何なんでしょうか?

相応の価値を感じないと思うなら黙ってスルーすれば良くないですか?

クリエイターが自身の著作物に対して対価を求めるのは当然の権利だと思います。

 

無から何かを作り出すって想像以上に大変なことなんだなとブログを書き始めて私はとても強く感じました。

だからはあちゅうさんや西野さんのVoicyには私も思い切り同感なのです。

 

こちらにVoicyのリンクを貼っておきます。

是非一度ご視聴くださいませ。

*西野さんのVoicyは一か月経ったら有料放送に切り替わってしまいます。

無料で聴けるのは今のうちですのでご注意ください。

 

voicy.jp

 

 

voicy.jp

 

 

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今回は無から生み出されるサービスや創造物にも相応の対価を付ける必要性や海外との違いなどについてつらつらと記事にしてみました。

私もサービス業従事者の端くれですしブログも書いているので、このような話題には敏感に反応してしまいます。

やはり日本の「お客様は神様」という悪い文化、そして無から生み出されたものに価値を感じない文化はなんとしてでも変えていくべきだよなと改めて強く感じた私なのでした!

ではでは~!!